2018年5月7日月曜日

拾い読み日記 33


 午後から強い雨。その前に帰宅できたのはよかったが、持っていたかばんが重くて、とてもくたびれた。しばらく休もうと思って横になったら、2時間くらい経っていた。革のかばんは重いのでずいぶん前に持つのをやめたが、帆布もそうとう重い。重くなった。年をとり、体力がなくなってきたとひしひしと感じる。しかしさほど暗い気持ちにはならない。あたりまえのこととして受けいれている。リュックサックやキャリーバッグを買おうと思う。
 
 文庫で買った『ひみつの王国 評伝 石井桃子』を読み進めている。すこしずつ読みたい。いつもなら、制作で本が読めなくなる時期なのに、いま読まずにいられない、何かがある。読み終えたら、何かが変わるのではないかと、うっすら感じる。「私は、その本を読んで、人間というものの「よさ」にうたれ、希望と幸福を感じた」