2011年4月28日木曜日

itonowa

『yohaku to hibi to』、たべものと雑貨のお店itonowaでも置いていただいてます。
お店は合羽橋道具街界隈にあります。(まったく関係ありませんが)漫才協会(お蕎麦屋の2階)もわりと近いです。

追伸 「柴犬のようなトーストだね」といわれた朝

2011年4月26日火曜日

紙ものまつり





27日から開催される手紙社主催の「紙ものまつり」に出品します。ananas pressの『水の空』『Science Nonfiction』『Scribble』、ヒロイヨミ社の『ヒロイヨミ』、創刊ほやほやの『yohaku to hibi to』もご覧いただけますので、どうぞよろしくお願いします。


『yohaku to hibi to』は、前回お知らせした4つの本屋さんに加えて、大阪のiTohenでも取り扱いがはじまりました。Annon cookで開催中の、「日々のかけら」でもどうぞ。


ON READINGでのananas press展示は、10日で終了しましたが、引きつづきananas pressの本たちを取り扱ってもらっています。はじめて行ったON READINGは大好きな感じの本屋さんで、いい本もいっぱいあって、キャーッとなってたくさん買いものしました。店主の二人には、さわやかナイスカップルで賞を勝手に進呈したいと思います。


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最近の拾い読みから。


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わたしたちは影でないものなど愛せるだろうか?  ヘルダーリン


アデライダ・ガルシア=モラレス『エル・スール』(野谷文昭/熊倉靖子訳・インスクリプト)より



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冒頭に置かれたこの言葉にジーンと痺れて(Cat's cradleにて)、その余韻にひたっている最中なので、小説はまだ読んでません。というか、まず買わないと……。


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写真はマップケースの中の、製本前の『yohaku to hibi to』などです。気づいたら鳥がいっぱいいました。



追伸 「あんたって女ずき?」と訊いたら、「ちがう」との返事

2011年4月16日土曜日

yohaku to hibi to





ぽかぽかとあたたかな午後、外を歩いていると、色とりどりの花と生まれたての葉っぱがゆれてキラキラとまぶしく、まるでそこかしこで小さな子どもがくすくす笑っているみたいです。そのたのしげな声に誘われて、どこまでも歩いていきたくなります。しごとなんてほったらかして、どこまでもどこまでも。


『yohaku to hibi to』、できました。春がテーマのこの冊子、印刷はオフセット・孔版・活版の3種類で。ヒロイヨミのページもあります。

現在、森岡書店百年ON READING恵文社一乗寺店で発売中です。

恵文社では『冬の木』『Traces 痕跡』の取り扱いもはじまりました。


写真はananas pressの展示を見に行った名古屋での一枚。先を歩くのは製本家aです。久しぶりに長い時間を二人でふざけながら過ごしたら、また新しい本をいっしょに作りたくなってきました。帰りの新幹線では新しい企画が二本うかび、その本のことで頭がいっぱいになってしまって、うわのそらで帰ってきました。



追伸 梅津和時さんの「東北(Solo吹き語りver.)。別バージョンですが、こちらで購入できます

2011年4月4日月曜日

ある日のメモから





名古屋のON READINGでananas pressの展示会「by hand」開催中です。

搬入もすべてakieさんにおまかせ(ありがとう)だったので、わたしはまだどんな様子かわからないのですが、すてきな感じになっているようで、見にいくのがたのしみです。コラージュのキャプションも、いい感じでは。名古屋近辺在住のかた、名古屋に行く予定の方、ぜひよろしくお願いします。


福岡県大牟田市の喫茶ぱれっと(大牟田市宮崎3002-1 電話0944-58-1686)で、森岡書店「冬の木」展でのパートナー、森雅代さんによる銅版画と水彩画の展示「樹と花」開催中です。冊子『冬の木』も販売しています。〜4月30日(土)、10時〜18時、水曜休。お近くの方がいらしたら、ぜひ足をお運びください。


イラストレーターのみやしたゆみさんと冊子を作っています。『yohaku to hibi to』といいます。第一号のテーマは、「ハル、ウララカ」。まもなくできあがりますので、取扱店など決まりましたら、またこちらでお知らせします。


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ファイルにたまった書類とかチラシの整理をしていたら、あの日のスケジュールを書いたメモがはらりと出てきました。3/11(金)、朝7時40分に家を出て御成門の慈恵医大へ、MRIを撮って診察を受けたら都営三田線に乗って有楽町まで。ビックカメラでフォントを買って、それから銀座まで歩いてgggで立花文穂さんの、松屋で白井敬尚さんの展示を見て、蔵前のアノニマスタジオへ。イイダ傘店の日傘展を見たあとは大江戸線に乗って新宿の朗文堂に行き、締めくくりは表参道で「本の島」の打ちあわせ、という、もりだくさんな一日。

蔵前にいたのが3時前だったので、当然、それ以降の予定は、遂行できませんでした。ただの走り書きのメモにすぎないのに、捨てられません。すべてが変わってしまった日。もう3週間以上たつのに、まだそのことに慣れず、不安定になりがちな感情と折り合いもついていなくて、ひとつになろう、とかいうCMを見ると、ただ喉のあたりが苦しくなります。わたしはわたしで、祈り、考え、行動できたら、と思います。少しずつでも、時間をかけて。


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最近の拾い読みから。

 

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たとえばふとした街角の光景や、たわいない日常や、自然の移りゆきのただ中に、私たちは死んでしまった人のいのちの存在をありありと見いだすのだ。彼らは言葉を発しないけれども、この世から消え去ったわけではない。


森岡正博(「朝日新聞」2011年3月28日夕刊)


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I edited 〔the〕book with her in mind,as if she were standing behind me,saying what she would like to see in it.


Annie Leibovitz(Museum of Contemporary Art,Sydney「Annie Leibovitz : a Photographer's Life 1990-2005」*she=Susan Sontag)


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(陸のくにを発っていこう)  稲川方人



生マレイデタ土地ヲ持チ、

失ウタメノ血族ヲ持チ、

別れよう!


のぼるがいいか

くだるがいいか

土地の名を消し

人の名を消し

かずかぎりある

かなしみの実がいたまぬうちに

かずかぎりある

月日の満干があせぬうちに

別れよう

別れるための言葉を言って

すえながく、

すえながく永劫に

陸のくにの

なれの果てを

発っていこう


きょう、傷ついた腹膜のような

生涯の途中

生きるのにあてなく

けれどもなお、

けれどもなお、

われらを生かしめる者は

何処をさまよっているか


(『稲川方人詩集』現代詩文庫・思潮社 所収)




追伸 活版凸凹フェスタが中止になって寂しい!

と大声を出したら、じゃあおれを押していいよ!と