2010年8月12日木曜日

ちゃらっぽけ





出久根達郎さんの新刊『新懐旧国語辞典』(河出書房新社刊)のデザインをしました。装画は羅久井ハナさん。どうもありがとうございました!



帯の背には、「ちゃらっぽけ」とあります。ちゃらっぽけ、ちゃらっぽけ……と唱えていたら、なぜだかトニー谷の顔がふあーんと浮かんできました。いまにもざんすざんすと歌い出しそう……。一度耳にしたら忘れられない、おもしろい響きのことばです。と思っていたら、つい先日、幸田文さんの随筆を読んでいてこのことばにゆきあたり、あっといいそうになりました。最近こういうことがやたらと多いです。「ちゃらっぽけ」、意味を知りたいかたは、ぜひ本書をお読みいただけたら。



追伸 おとなりから、まいにち花笠音頭が聞こえてきます