2010年6月25日金曜日

旅の栞 vol.2





グループ展「旅の栞 vol.2」のお知らせはがきができました。

デザインされたのは、しまりすデザインセンターの石松あやさん。一部分が活版で印刷してありますので、手に取られたかたは、ぜひようく見てみてください。


7月14日から26日まで(19日、20日は休み)、早稲田のCat's Cradleにて。旅へと誘う古本と、活版印刷による栞を展示販売いたします。


古本市プロデュース=travel books &coffee 「Cat's Cradle」+古本ユニット「ricca

活版アートによる栞=阿部真弓/石松あや(しまりすデザインセンター)/Q'ra(きゅら)/栃木香織/山元伸子(ヒロイヨミ社)


参加者が〈旅〉や〈本〉をめぐって書いたエッセイと、出品する古本の紹介を掲載したフリーペーパーも作成中です。こちらも、今にもはじけそうな旅ごころに満ちていて、読むとただちにどこかへいきたくなるかもしれません。


わたしは、このあいだの関西旅行について書きました。

どうして大阪や京都にいると、あんなに気分がはればれのびのびするのだろう、と考えてみましたが、それはやっぱり、(もちろん旅先ゆえの解放感というのもあるにちがいないけれど)山と川がいつもそばにあるから、なのだろうなあと思います。



追伸 というわけで、今朝は「京都慕情」(ウクレレ弾きがたり)で同居人を起こしてみました

2010年6月19日土曜日

「本の島」をめぐる対話 vol.2 





本の島」トークイベント第2弾、いよいよ明日の19日(土)開催です。
今回おはなしされるのは、堀江敏幸さん、前田英樹さん、冨原眞弓さんのお三方。13時より、青山ブックセンター本店にて。当日券もあるようです。BEKAによる冊子、『本の島へ  vol.2』もお楽しみに。会場でお待ちしております。

追伸 来週は国立本店にて、ananas pressのaこと都筑晶絵さんの製本トークもあるもよう



2010年6月2日水曜日

旅の栞 栞の旅





7月半ばに「旅の栞」という、古本+活版イベントに参加します。早稲田のCAT'S CRADLEにて。栞を活版印刷で作ります。(くわしくは近づきましたらお知らせいたします。)


そんなわけで、このところずっと栞のことが頭のすみっこにあるのですが、そしたら先日、朝日新聞の「天声人語」で、近江砂人のこんな川柳を知りました。


  本の栞少し動かし旅終る   


旅に出ると、目に映るものすべてがまぶしくおもしろく、気持ちがふわふわしてしまって読書はすっかりそっちのけになります。それでも、何冊か持っていかなくては落ちつかない。まるでお守りのようなものです。読まなくても、そばにあるだけで、パラパラめくったりぱたんと閉じたりしているだけで満たされる、まことに本とはふしぎなものです。そうしたものにふさわしい栞、本を愛する人の相棒のような栞が作れたらな、と考えているところです。


写真は昨日のひろいもの、葉っぱの栞です。


「ヒロイヨミ」珈琲特集、恵文社一乗寺店iTohenで発売中です。どうぞよろしくお願いいたします。


 

追伸 Kieさんと山口さんの絵をみました。絵は人なりだなあ……、と